驚きの精度をご覧ください!(動画)
お客様にお伝えしたいこと
当社も市販品の精密バイスを使っていましたが、保持精度が出ない事で加工が始められない!
加工し終わったら精度が出てなかった!というような事での損失やイライラを考えると直ぐに元が取れると考えております。
「木組みバイス」を初めから使って加工するも良し。仕上げだけに使うも良し。どう使うかはあなた次第です。
機能(弾性変形とバネ性による浮き上がり防止)
精度(誰でも簡単に高精度保持ができる)
剛性(保持時の変形を最小限に)
超精密バイス製作における効率化を追求した結果、この様なユニークな形になりました。
「木組みバイス」は一生物として使っていただきたいと願っております。
精度悪化の際にはオーバーホールを喜んで承ります。
全てSUS製です。錆びは精度悪化につながります。
錆びの発生で砥石を掛けると当然摩耗します。拘りでございます。
木組みバイスの機能とメリット
古代工人の知恵を参考に開発
木組みバイスは法隆寺回廊の木組み構造からヒントを得て開発。今までの精密バイスは金属の塊であった。木組み精密バイスは移動口金をフレーム構造にし、移動口金アダプタの梁を弾性変形させるバネ構造で、ワークをバイス本体の基準面にピタリと保持(クランプ)出来る。
金属の弾性変形を応用し、精密バイスの最大の問題うきあがりを対策
移動金口アダプタに斜めに入れた各スリットが弾性変形し、ワークを浮き上がりとは逆に下方向へ押さえ込む。
適正な保持ネジ位置が精密保持のポイント
今までの精密バイスの押えネジは固定式であった。木組みバイスの押さえネジは、ワークを適正な高さで保持出来る様に移動(スライド)式とした。
これにより更なる超精密保持が可能となった。
驚きのバネ構造
幅50のバイスを用いて、0.3mm厚みの違うブロックゲージが保持出来る。
バネ構造の優位性が、これによりご理解頂けると思います。
ブロックゲージの厚さは右が1mm 左が1.3 mm 一般的精密バイスでは有り得ない。
1つのバイス上で同時2個の部品をクランプ。この状態での加工は今の時点ではご遠慮下さい。※あくまでも厚みの違うものが挟めるバネ性を表現したものです。
保持高さは、なんと1mmで精密保持 (バイス幅55mm ワーク55mm×55mm×5mmで検証)
固定側1mm、移動側0.7mmの保持(移動側口金は、固定口金に向かって斜め下方向にテーパが入っていますので、固定側より低くなります。)で保持精度は、反りあがり2μmでした。*薄物の保持にはコツがあります。
適正保持力
変形しやすい形状部品も木組みバイスはバネ性により保持力の調整ができ、潰れや歪みソリを軽減する事ができます。
レンズやナノ鏡面加工では、バイス保持による部品の歪みが形状精度に影響しますので、木組みバイスはこの様な加工に最適なのです。
メンテナンス性
精密加工に於いては、機械・冶具・部品全てがクリーンである事が必要条件です。
木組みバイスは、機上で簡単に分解が出来、容易に掃除や砥石掛けが行えます。売代理店でもお取り扱いを行っております。